絵日記あるいはネタ帖
拍手レス
>細野さん
いえ、こちらこそ挨拶もなく便乗してしまって…!若干気がかりだったんですが気に入っていただけて何よりです。自分で歌を入れてみて、あの一癖あるメロディをちゃんと歌い上げるのは大変なことだと思い知りましたよ。だからという訳でもありませんが、おまけのカラオケ版には「再度誰かが歌を入れて作品登録へGO!」という目論見が込められていますので細野さんもぜひ(笑)
以下、久々によく覚えている夢をみたので何となく文章化してみた代物。
>細野さん
いえ、こちらこそ挨拶もなく便乗してしまって…!若干気がかりだったんですが気に入っていただけて何よりです。自分で歌を入れてみて、あの一癖あるメロディをちゃんと歌い上げるのは大変なことだと思い知りましたよ。だからという訳でもありませんが、おまけのカラオケ版には「再度誰かが歌を入れて作品登録へGO!」という目論見が込められていますので細野さんもぜひ(笑)
以下、久々によく覚えている夢をみたので何となく文章化してみた代物。
―通りがかり―
右手をみると、子供たちがまだ青い葦を大きな円状に立てて家屋を制作していた。一見原始的な住居のようだが壁には漆喰を塗り、起居や歩行の可能な棚を壁沿いに巡らせた二層構造である。棚は葦で組んだ枠にむしろを載せただけのものだが、底が抜けぬようその下に丈夫な繊維を何本も張り渡している。繊維を十分伸ばすため、家の製作者たちは琴のようにそれを爪弾く。こうして製作中の家を奏でることは、かつては家を建てる際に欠かせぬ儀礼のひとつであったそうな。
―留学のご案内―
中国の北の方にある兵間(ぼうかん)某某防衛学校。キャンパスには素朴ながら目をくすぐるログハウスの兵舎が立ち並び、祝祭日には航空ショーも行われます。針葉樹林に包まれた広大な敷地には野生の白虎(体長約3m)がしゃなりしゃなりと白銀の優美な姿を現すことすらあります。
そんな雄大な自然の中、6頭の雄虎が1匹の子虎を守るため共闘していた。身を盾にして、寄り集まるゾウやライオンなどを阻む白虎たち。だが子虎はしだいに大人からはぐれていく。ついに彼らは青々とした海(または湖)へと活路を求めた。
広々とした湾を、数珠つながりになった陸生動物の一行は延々と泳いでいく。果てのない追いかけっこかと思われたそのとき、先を行く一頭の竜脚類が秘密兵器を発動した。その名は…ファイガ(うんこ)。
汚染された水は目鼻口に入り、泳ぐ獣たちを疲弊させていく。すぐ後ろを追尾していた豚さんたちなどは見る間に可哀想な様子を呈した。
最後尾につらなる大きなブイの上から、ビキニにサングラスのいかめしい女たちがパラシュートで空中に射出される。人間もまた研究のために一行を追跡していたのだ。だが水上に残った一部の学生はゆるゆると談笑などしている。
「キョンちゃん、いつもと雰囲気ちがうよね」
「今日はシャツが銀だから。えっと、これキョン風」
赤い水着に金の首飾りをしたギャル風のかわいい女の子だ。上空から指導教官が彼女たちに声をかける。こちらは上下の目尻に黒いアイラインを入れたグラマラスな熟女である。
「水に顔をつけないように。潜る必要があるときは目をつぶるのよ」
娘たちはまだ先頭で何があったかを知らない。だが分からぬなりにも危険を悟った彼女は、自分の浸かっている水に警戒心を抱いた。
人々は動物の列を離れ、磯辺の淡水域へと上がりこんだ。先ほどの娘も真水で身を洗って一安心。
「お偉方の教授や、おまえの父親みたいな帝国趣味作家には想像もできないだろうな。俺たちは最前線ギリギリのところで学んでるんだ!」
職業青年漫画の熱血主人公みたいな若者が興奮に目を輝かせて言う。ここは南洋、貴重な動植物の宝庫である。彼らもゆくゆくはレンジャーとしてこの自然を見守る役目につくのだろうか。
右手をみると、子供たちがまだ青い葦を大きな円状に立てて家屋を制作していた。一見原始的な住居のようだが壁には漆喰を塗り、起居や歩行の可能な棚を壁沿いに巡らせた二層構造である。棚は葦で組んだ枠にむしろを載せただけのものだが、底が抜けぬようその下に丈夫な繊維を何本も張り渡している。繊維を十分伸ばすため、家の製作者たちは琴のようにそれを爪弾く。こうして製作中の家を奏でることは、かつては家を建てる際に欠かせぬ儀礼のひとつであったそうな。
―留学のご案内―
中国の北の方にある兵間(ぼうかん)某某防衛学校。キャンパスには素朴ながら目をくすぐるログハウスの兵舎が立ち並び、祝祭日には航空ショーも行われます。針葉樹林に包まれた広大な敷地には野生の白虎(体長約3m)がしゃなりしゃなりと白銀の優美な姿を現すことすらあります。
そんな雄大な自然の中、6頭の雄虎が1匹の子虎を守るため共闘していた。身を盾にして、寄り集まるゾウやライオンなどを阻む白虎たち。だが子虎はしだいに大人からはぐれていく。ついに彼らは青々とした海(または湖)へと活路を求めた。
広々とした湾を、数珠つながりになった陸生動物の一行は延々と泳いでいく。果てのない追いかけっこかと思われたそのとき、先を行く一頭の竜脚類が秘密兵器を発動した。その名は…ファイガ(うんこ)。
汚染された水は目鼻口に入り、泳ぐ獣たちを疲弊させていく。すぐ後ろを追尾していた豚さんたちなどは見る間に可哀想な様子を呈した。
最後尾につらなる大きなブイの上から、ビキニにサングラスのいかめしい女たちがパラシュートで空中に射出される。人間もまた研究のために一行を追跡していたのだ。だが水上に残った一部の学生はゆるゆると談笑などしている。
「キョンちゃん、いつもと雰囲気ちがうよね」
「今日はシャツが銀だから。えっと、これキョン風」
赤い水着に金の首飾りをしたギャル風のかわいい女の子だ。上空から指導教官が彼女たちに声をかける。こちらは上下の目尻に黒いアイラインを入れたグラマラスな熟女である。
「水に顔をつけないように。潜る必要があるときは目をつぶるのよ」
娘たちはまだ先頭で何があったかを知らない。だが分からぬなりにも危険を悟った彼女は、自分の浸かっている水に警戒心を抱いた。
人々は動物の列を離れ、磯辺の淡水域へと上がりこんだ。先ほどの娘も真水で身を洗って一安心。
「お偉方の教授や、おまえの父親みたいな帝国趣味作家には想像もできないだろうな。俺たちは最前線ギリギリのところで学んでるんだ!」
職業青年漫画の熱血主人公みたいな若者が興奮に目を輝かせて言う。ここは南洋、貴重な動植物の宝庫である。彼らもゆくゆくはレンジャーとしてこの自然を見守る役目につくのだろうか。
PR
この記事にコメントする
つぶやき
Twitterから生存状況をお送りします