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絵日記あるいはネタ帖
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MFT告知をずっと出しとくのもナンなので何か書くよ。


題【獅子戦争自体はめっきりご無沙汰だけどこの際なので王女すり替え説に疑問を呈してみるよ】

 神殿騎士団長によりここぞというところで言い放たれるオヴェリア偽者説ですが、実際に関係者や証拠が出てくるわけでもなく彼の言を信じる理由はとくにないんですよね。それに加えて疑義のある点が2つ。

1)もし彼女の本当の出自が平民、それも身寄りもないような惨めな境遇だったとしたら、衣食住と待遇の保障される王女の地位にもっと執着する性格に育っていてもいいはずだ
2)犯人は元老院ということらしいけど、貴族又はその手先である実行犯にとって、どこの馬の骨とも知らん子供を王女にたてるのは抵抗あるんじゃないか

 彼女が貴族出身だったら上の2点は通用しないし、アルマ王女説もあるので何とも言えないんですが。でも少なくとも彼女の性格や資質は、あのオムドリア“およそ国王には向かない人柄”Ⅲ世の血縁として決して疑わしいものではないと思う。
 あの一言だけで簡単にプライド崩壊するぐらいだし、本気で生まれてこなければ良かったと思うほどに王族という立場に不適応を感じてたんだろうな。逆にいうと団長は、彼女がイヤだイヤだと思っているのを見越してわざとああいうことを言ったんではないか(理由は…気落ちさせて扱いやすくするためだろか)。自分はあるべきところにいない、本心ではそう思いたいからこそ彼女は団長の言葉を信じてしまったのです。

 そしてディリータもそんな物語を求める者の一人だったように思える。オヴェリアは放っとくと自分は何者なのか何のために生きているのかを考えずにはおれないタイプのようなので、「何もしなくていいんだ、ただ王女でいてくれれば全てを用意してやるよ」というディリの尽くし方はかえって不安不信の温床になったように思える。なので彼がもうちょい社交の仕事でも妻に割り振っておけば彼女も自分の役割に誇りをもてたかもね、という話。
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